街に守られていた
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作成日時 : 2011/09/23 08:18
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私は大学3年の時から31歳の時まで11年間、東京の西荻でアパートで一人暮らしをしていたわけですが、その時は街に守られていたんだなと、今になって痛感します。
もちろん会社あっての私で、会社にいけば仲間がいたのだし、通勤の途中も同じサラリーマンという仲間意識があったからこそ、一人で通勤していても大丈夫だったのだと思いますが、アパートに帰れば、近くの商店街の人達がいつでも出迎えてくれたのです。いつも行く八百屋さんのおじさんは、後から来て割り込んで先に会計を済まそうとするおばさんにいつも遠慮してしまう私を心配して「そんなんじゃダメだよ」と言ってくれたし、学生時代にアパートの大家さんとあることでちょっとしたトラブルになりそうになった時には、不動産屋さんがそれとなくお酒を飲みに連れて行ってくれて「あの大家さんは堅くて世間を知らないからね。」と慰めてくれて、私が大学で心理学を勉強しているというと「心理学?あるようなないようなものだね」と言ったり、今思えば、そういう人生経験を積んだ普通のおじさんおばさんの方がずっと優しく正しいかっなとそう思うのです。
私が教育を受けてきて、本当に人生の役に立ったのは読み書きそろばんで、あとは高校の倫社の授業くらいで、あとは試験に役に立ったり忍耐力は身についたとしても、大学で受ける専門教育で本当に役に立つものがそれほどあるようには思えないのです。今は本やインターネットでたいがいのことは素人でも調べられるのだし、専門家のお世話にならなくてもたいていのことは自分で解決できると思います。もちろん、本当に素晴らしい専門家は必要ですが、わかってない専門家は害あって一利なし、みんなもっと自分の身は自分で守り、きちんとやることを責任もってやり、その上で助け合う、それで世の中はかなり良くなると思います。
私の住んでいる地区にはほとんどお店もなく、好きなときにフラッと行って出迎えてくれるそんな場所がほとんどないのです。だから、一人暮らししていた時は大変だったけど、街が守ってくれていた、そのことがとても懐かしく、羨ましいのです。
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