ツバメ 春と幸運を運ぶ鳥
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作成日時 : 2008/03/31 18:32
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土曜日に家の車庫に2羽のつがいのツバメが来ているのを見つけた。父に言うと、その数日前から来ていたそうだ。以前にも紹介したけれど、『ヨーロッパの森から ドイツ民俗誌』(谷口幸男 福嶋正純 福居和彦 NHKブックス)にはツバメについて次のように説明してある。
ドイツでもツバメは単に春を告げる鳥というだけでなく、巣を作る家を落雷や火災から守ってくれる神聖な鳥である、ツバメを殺すと幸運に見放され、別なツバメがやってきて家に火をつけるとか、牛は赤い乳を出し、衰弱して死ぬ、といった俗信はドイツ各地にみられた。一般に赤い色は、赤髭の雷神ドナーに結びつけられることが多いが、赤い胸のツバメもドナーに捧げられた聖なる鳥である。民間信仰でこの鳥にさまざまな不思議な特性が与えられるのはそのためもあるのだろう。ツバメが「神様の鳥」と呼ばれ、神様が天を創るのを手伝った話が伝えられている地方もあるし、「聖母様の鳥」と呼ばれて、聖母マリアお告げの日(3月25日)に飛来し、マリア生誕の祝日(9月8日)に去ると信じられている地方もある。さらには、ツバメが七年間同じ巣の中でひなをかえすと、その中に「燕石」と呼ばれる小さな石を残して去る。その石にはさまざまな薬効があり、特に眼病に効くという俗信が広くみられた。
雷神ドナーに捧げられた鳥、聖母様の鳥、眼病に効く燕石ということが興味深いですね。
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