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反俗・孤高
以前「女たちの肖像 友と出会う航海」(中村輝子 人文書院)のハンナ・アレントの伝記を読んで多くの人々を惹きつけたというハイデッガーの人物像とその哲学について興味を抱いたけれど、ハイデッガーの哲学とはどんなものか皆目見当がつかないでいた。 http://magnoria.at.webry.info/200707/article_6.html ←哲学者達の人物像を知りたい けれども「ムーミンの哲学」(瀬戸一夫 頸草書房)を読んでいて、ハイデッガーと彼に大きな影響を与えたというフィヒテの哲学が... ...続きを見る |
2008/10/02 15:05 |
争わず
老子の思想について補足。倫社の資料には次のように書いてあった。 ...続きを見る |
2008/09/16 20:25 |
「大器晩成」
加島祥造さんの本を読んで、老子に興味を持った。老子ってどんな人かというと、「大器晩成」という言葉は老子の言葉なんですってー。「大器晩成」、私が一番大好きな言葉じゃないですか(笑)。そして、きっと勝ち組が一番嫌いな言葉、禁句(笑)。どうも、老子って世間が考えているのとは全然違う発想でみんなを驚かせるようなおもしろい人だったらしいです(^^)。 高校時代の倫社の資料で調べてみると次のように書いてあった。 ...続きを見る |
2008/09/16 14:59 |
自然に、ありのままに生きなさい
加島祥造さんが言っていることは、「自然に、ありのままに生きなさい」ということだと思う。「求めない」(加島祥造 小学館))のはしがきには次のように書かれている。 ...続きを見る |
2008/09/14 19:15 |
体を動かし、会話しましょう。
直子は、その時、裏で大根を洗つてゐました。もう暖かくなつたので、水仕事も楽になつてゐます。それに、背中や肩に春の光がぽかぽか暖かいので、薄暗い家の中にゐるより幸福に思われました。大体、直子は体を動かして動いてゐるのが好きでした。何か、いそがしくしてゐると、ほかの悲しいことやつらいことを忘れてゐられます。いつの間に、そんなことを覚えたのでせう。つらいことや悲しいことがある時、つらいとか悲しいとか思つて何もしないで考へ込んでゐると悲しさやつらさが段々ひどくなつて来るのですが、そんな時、なアに... ...続きを見る |
2008/08/13 18:33 |
詩とは何か?
今まで、児童文学を論じたもので読んでためになった本はあまりないのだけれど、「改定 児童文学へのいざない 児童文学ハンドフ”ック」(原昌 建帛社)はとても得るところが多かった。 ...続きを見る |
2008/07/23 16:57 |
石黒ひでさんのこと
先日大佛次郎研究会の発表会からの帰路、お知り合いになった女性の方とお話していて石黒ひでさんのことが話題になった。なぜ石黒ひでさんの話題になったかというと、村上光彦先生と3人でお話をした時に、私が「須賀敦子さんが「鞍馬天狗」をお好きだったと書かれていたのがとても嬉しかった」と言ったのを覚えていてくださったからではないかと思うのです。 石黒ひでさんはライプニッツ研究の哲学者。「現代思想 特集ゲーデルの宇宙」と、箱なしで格安になっていた「ライプニッツの哲学」を取り寄せてみました。 http://... ...続きを見る |
2008/06/07 23:17 |
ベルグソンの創造的進化で生き延びる
今日は雨。雨なのにエホバの証人の方達がやってきた。精神的の余裕がない時なので正直言って歓迎したくない客だったが、雨の中をわざわざ歩いて来てくださったので、一緒に聖書の勉強をした。 人間の復活について、正しい信仰のある人と、神の教えを知らなくても悔い改めて信仰を持てれば、その両者は神によって復活するということを聞いた。けれども神によっても救われない種族があるという。それは自分を頑迷に変えようとしない人達で、その人達は昔ユダヤ人が埋葬にも値しないとその種族をゴミ捨て場に捨てたように救われないの... ...続きを見る |
2008/06/03 11:29 |
スピリチュアルな関係
私の解釈では、スピリチュアルな関係というのは、要するに利害関係のない関係ということではないかと思う。利害関係がないからこそ、相手をよく知らないからこそ、私達は純粋な気持ちで相手に優しくできるのだと思う。それは子供がそうであるように。付き合って得になるような人、誰からも好かれるような人に対しては、誰だって歓迎していい顔をする。けれど私は、みんなに嫌われていたり、誰からも相手にされない人こそ優しくしてあげる必要があると思うのです。みんなから嫌われるような人は、利害関係のある間柄だったら当然付き合う... ...続きを見る |
2008/03/17 13:52 |
フェイクファー
フェイクファー 作詞・作曲 草野正宗 スピッツ ...続きを見る |
2008/03/16 23:12 |
自分の人生は自分で責任を取る
考えてみると、人間は何かを信じなければ生きてはいけないのだ。親の言うことを信じる人、国の言うことを信じる人、マスコミや世間の言うことを信じる人、科学を信じる人、宗教を信じる人、信じるものには違いはあっても何かを信じているという意味では違いはない。信じることが悪いわけではない。けれども、それが絶対に正しいということになってはいけないのだと思う。人間は悩んだ時にその都度自分で答えを見つけ出して、また前へ進んでいかなければならない。そこには自分の人生は自分で責任を取るという覚悟がなければならない... ...続きを見る |
2008/02/25 00:35 |
日本が生き延びるには
哲学者の西谷修氏は「スピリチュアリティを生きる 〔新しい絆を求めて〕」(樫尾直樹編 せりか書房 2002)の中で、樫尾直樹氏のインタビューに答えて次のように述べられている。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E8%B0%B7%E4%BF%AE ←西谷修氏プロフィール http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/nishitani/Top%20Page.html ←西谷修WeB 樫尾 ―スピリチュアリティとしての共同... ...続きを見る |
2008/01/15 09:39 |
小田実
午後7時30分から40分までのNHK教育テレビの「NHK映像ファイル あの人に会いたい」という短い番組で、小田実の特集を見た。 http://www.nhk.or.jp/archives/anohito/past/2007/159.html ←「NHK映像ファイル あの人に会いたい」 小田実氏は、私の所属している中村真一郎の会設立会員であられたが、今年の春の総会の前に体調を崩されてそのままお亡くなりになり、生前お目にかかることはできなかった。 http://magnoria.at.web... ...続きを見る |
2007/12/15 19:51 |
C’EST LA VIE
昨日の午後からずっと聴いているのが、ケミストリーの「The Way We Are」。ケミストリーってなんかずっといいなあ〜と思ってたけど、じっくり聴くと歌詞も凄くいいね!一番好きなのは「PIECE OF A DREAM」。「You Go Your Way」もいいね。それからこの曲もいいよ(^^)。 ...続きを見る |
2007/12/15 11:47 |
ダンスする無数の3
「そのことに最初おれが気がついたのは、ジョアン・ミロの絵を見ていたときだったのさ。おれはまだ、この美術学校のまじめな学生で、来る日も来る日も、美術館にかよっては、カタルーニャの芸術家たちの描いたたくさんの作品を、それこそ穴のあくほど見つづけていた。ある日、ミロの絵のなかで背景の役目をはたしている色彩のことが、妙に気になりだしたんだ。白かったり、灰色だったり、薄いベージュだったり、ブルーだったりするその背景の色彩が、いくつも何かのエネルギーのようなものを放出しているような気がして、しようがなくな... ...続きを見る |
2007/11/21 17:13 |
遠州マグノリア、秘数3
渡部信一氏は「鉄腕アトムと晋平君」の中で次のように言われていた。 ...続きを見る |
2007/11/11 18:10 |
ホッブス、ライプニッツ、パスカル、カント、ベルクソン
先日、「谷川俊太郎・賢作 詩と音楽のコンサート」に行った時に、「鉄腕アトム」の主題歌を作詞されたのが谷川俊太郎さんであることを知り、「鉄腕アトム」に改めて興味を持ち、以前紹介した渡部信一氏の「鉄腕アトムと晋平君 ロボット研究の進化と自閉症児の発達」(ミネルヴァ書房 1998)という本を取り寄せて読んでみた。 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4623029778.html ざっと読んでみて、渡部氏が次のように説明されている箇所に興味を感じた。 ...続きを見る |
2007/11/11 12:58 |
デュルケームとジンメル
先週10/7(日)の朝日新聞の読書欄に、岡井隆氏が「たいせつな本」というコーナーで、ジンメルの「愛の断想 日々の断想」(清水幾多郎訳 岩波文庫)を紹介されていた。 http://book.asahi.com/mybook/TKY200710100223.html ジンメルについてはデュルケームの人のなりを知りたいと思って図書館で借りた「デュルケーム ジンメル 世界の名著58」(責任編集 尾高邦雄 中央公論社)でその名を知り興味を持った。 デュルケームに関してはまずその経歴を見て、ボルド... ...続きを見る |
2007/10/11 11:49 |
心のかたち 生命のかたち
私は、人が日々の生活の中から生み出した造形に惹かれる。たとえば建築だったら、いくら最新の技術で設計された建築でもいつ何時突然崩れるかもしれないが、薬師寺の搭だったら1000年以上立っているのにびくともしない。それはそれを建てた大工が、それまでの先人から受け継いだ経験や勘をきちんと体に沁み込ませて建てたからであり、頭で建てたものではないからだと思う。そういうやり方で生み出された、建築、絵画、音楽、文学、思想、工芸、生活の道具などには自然の美、神の光というようなものが宿っていて、いつまでも古びない... ...続きを見る |
2007/09/20 14:33 |
うだうだ言ってないで、早く跳べ。
「未知なるものへの生成 ベルクソン生命哲学」(守永直幹 春秋社)を読み返していたら、このところ私が考えていたことに回答を与えてくれるような記述を見つけた。 ...続きを見る |
2007/09/18 19:46 |
前に跳ばなければ何もわからない。
私は、動かないでいくら自分を冷静に分析したって真理は掴めないのだと思う。自分を本当に客観的に見るということは、冷静に自分を分析することではなく、勇気を持って前に跳ぶことではないかと思う。客観的に見ることはやはり他人でなければできない。だから自分が自分を客観的に見るには、自分が他人にならなければならない。前に跳んで新しい自分になり、以前の自分を振り返って客観的に見た時に、初めて真実が分かるのだ。それをベルクソンは純粋持続、生の躍動(エラン)と言っているのではないかと私は思う。跳んで下手をすれば着... ...続きを見る |
2007/09/15 10:11 |
ジャン・カスー
ジャン・カスーについては堀江敏幸が「一階でも二階でもない夜 回送電車U」(中央公論社 2004)に収録された2つの文章を書いている。それで今ふと思い立って調べてみたらジャン・カスーはジャンケレヴィッチの義兄であり、「ジャン・カスーにおける昼と夜」という論考もあったのですね。ジャンケレヴィッチはベルクソンの研究者でもあります。 http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E5%88%9D%E3%81%A8%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E3%83... ...続きを見る |
2007/09/11 12:22 |
天才バカボンのパパは自閉症?
昨日「これでいいのだ」と書いていて、書きながらふと、これは天才バカボンのパパの口癖だったなあと思い出した。 http://magnoria.at.webry.info/200709/article_22.html それで、「天才バカボン」ってどんなアニメだったろうと調べてみたのだが、バカボンのパパは最初はハジメちゃんをしのぐ天才児で、生まれてすぐに「天上天下唯我独尊」と口にし、家庭教師をつとめたり自動車の修理を簡単にこなしたりしていたのに、アクシデントによってバカになってしまったのですねー... ...続きを見る |
2007/09/11 08:51 |
ベルクソンは水木しげるのような人?
「未知なるものへの生成 ベルクソン生命哲学」(守永直幹 春秋社)には、見ることについて次のように説明されている。 ...続きを見る |
2007/08/24 23:25 |
本を読んで前に進む
昨夜はとても心が不安定だった。けれど手元にあった本をいくつか読んでいるうちに心が落ち着いた。昨夜から読んでいたのは次の本。 ...続きを見る |
2007/08/04 09:07 |
あいかわらず子ども並の私
今日は用事もあったので久しぶりに自転車に乗って買い物に出かけた。先にJAに寄って区費の振込用紙を貰ってお給料を下ろす。その後イオンに行ってコミュニティーセンターで使うトイレ用洗剤を買いついでに古本市場にも行く。あいかわらず車にも乗れず子どものおつかいのような事ばかりして私はいったいいくつなの?一人前と認められる日はいつ来るのか? 今日買った本は次の4冊。 ...続きを見る |
2007/08/02 21:23 |
お勉強
今日は手持ちの『林達夫著作集2 精神史への探究』(平凡社)を読んでいた。この中で興味があった「古典主義と合理主義」「呪術の世界」「マルクス主義と宗教理論」を読んだ。「古典主義と合理主義」は主にデカルトについての、「呪術の世界」はデュルケームについての論考だ。また詳しく感想を述べたい。 それからもう一つ、『妹の力』は柳田国男の著書に関する論考だが、林達夫がこの著書を読んで想いうかべたのは、パスカルの『パンセ』、シャトーブリアンの『キリスト教真髄』、ルナンの『イエス伝』であり、それぞれジャクリー... ...続きを見る |
2007/07/28 00:09 |
力不足
私が人とつき合う時に心がけているのは、その人の良いところを見てそれを認めるということだ。たとえその人の良いところが自分にはなくても、それを認めることによって相手とはかなり上手くやっていけると思う。もちろん本当にそれを認めるには自分も同じにならなくてはいけないのだが、相手の良いところを認めて少しでも相手に近づく努力ができればいいのだと思う。 その人の良いところは、その人とつき合いながらそっと観察して自分の経験上わかることならばある一定の期間があれば認められる。でも、その人の言っていることが、難... ...続きを見る |
2007/07/27 13:40 |
なぜ学者は不寛容であり得るのか?
私はいままで、難しい本を読んでいるような頭のいい人がなぜ他人に不寛容なのか、ということを不思議に思っていた。 http://magnoria.at.webry.info/200706/article_9.html 思うに難しい本を読んでいる頭のいい人と、世間一般のエリートとは頭の良さという点では同じなのだ。ここで言う頭の良さとは、大学の授業で習うような内容を理解する力という意味で、世の中で役に立つと認められている知識を理解する力というような意味だ。数学、物理学、化学、地理・・・・そういう知... ...続きを見る |
2007/07/25 22:59 |
今日のマグノリア
今日は仕事は休み。午前中は読書、午後も袋井まで行って図書館と文房具屋さんと本屋さんとブックオフに行ってきた。最近やっぱりちゃんと固い本を読んで専門知識を身につけないといけないと思ったので、哲学や社会学関連の専門書を探しに行ったのだ。地元の図書館には残念ながらきちんと勉強できるような専門書はほとんどないと言っていい。町には本屋は一軒もなくて古本市場があるだけ、あとはスーパーに雑誌が置いてあるだけなのだから、これで本を読むようになれと言う方がおかしい。今日借りてきた本は「暴力について」(ハン... ...続きを見る |
2007/07/24 21:43 |
哲学者は
いつも拝見しているaopuさんのブログに紹介されていた作家の高史明さんと大谷大教授の延塚知道さんの「歎異抄を語る」という対談を読んでいて高さんが「親鸞ならば、お釈迦様は●陀多(カンダダ)のいる地獄に降りてくると考えたのではないでしょうか。」と言っているのを読んで思ったのだが、 http://blog.livedoor.jp/aopu2005/archives/998568.html http://www.asahi.com/kansai/kokoro/taidan/OSK200707200... ...続きを見る |
2007/07/23 21:44 |
やはり哲学だ。
昨夜知人の守永直幹さんの「未知なるものへの生成 ベルクソン生命哲学」(春秋社)と「ベルクソン 哲学的直観ほか」(中公クラシックス」を読んでいた。 http://www.shunjusha.co.jp/book/32/32101.html まだ理解の途中だけれど、最近私が考えていた科学とは何か、哲学にできて科学にできないもの、そういうことに関して論じられているようだと思った。私が思ったことは、やはり学問の根幹に主体的に自分自身を創造的に進化(新しい自分を見つける、自分を高める)させていこうと... ...続きを見る |
2007/07/22 07:38 |
ソクラテス、プラトン、アリストテレス
ソクラテス、プラトン、アリストテレスについて高校の倫社の資料には次のように説明してある。 ...続きを見る |
2007/07/15 14:55 |
他人の哲学は自分のためになるのか?
哲学を勉強する時に、まず疑問に思うのは、どうして人によって言っていることがこうも違うのだろうということだ。誰かがある説を立てると、かならずそれは間違っている、自分の方が正しい、と言う人が出てくる。それはなぜなのか?生きている時代が違うからなのか?生まれ育った環境が違うからなのか?性格が違うからなのか?その人が暮らしている世界が違うからなのか? ある説に反論するには、その人の書いた本や言っていることを十分理解してからではなくてはできないはずだ。だから私達は、いきなり教科書でこうこうこういう説が... ...続きを見る |
2007/07/12 12:24 |
エロースとアガペー
高校の時の倫社の教科書(資料)を読んでいたら次のように書いてあった。 ...続きを見る |
2007/07/12 11:00 |
自分の頭で考えよ
ここ数日デカルトを主に哲学について考えてきたが、今ひとつすっきり分かった気がしなかった。夕ご飯を食べた後、何もやる気がしなくてすぐに寝てしまった。でも、深夜目が覚めてもう少し頑張ってみようと高校の倫社の教科書を読み直してみたのだが、そこに載っていた次の説明で、デカルトが言いたかったことがスッと分かったような気がした。 ...続きを見る |
2007/07/10 09:56 |
愛、信頼がなければ真の経験もない
真理は自分の頭の中でだけ考えていたって見つけられない。もちろん、真理を言葉にして定義する段階では自分の頭で考えるのが必要だ。でも社会科学とか哲学だったら社会の人間関係の中で傷つき悩まなければ真理には到達できないだろうし、自然科学だったら実際に植物や動物や鉱物や自然現象を相手にしなければならない。自然科学は実験によって正しいことが証明されるというが、たとえば人や動物の心が実験によって分かるのだろうかと私は疑問を抱いている。私は卒論を発達心理学で書こうとしたが、実験したり本を読んだりしても何か... ...続きを見る |
2007/07/08 17:57 |
デカルト
昨晩はデカルトにすごく興味が湧いて「哲学的思考のすすめ デカルト「方法序説」に学ぶ、感性の時代の理性的開発法」(竹内均 PHP)という本を読んでいたが、デカルトがどういうことを考え、どういう人であったか、ということがかなり良くわかったように思う。この本は父が持っていたのだが、竹内均は「Newton」の編集長をしていたから持っていたのかなあ。父は「Newton」を購読していたし、この本の中で竹内均が触れている川喜多二郎のKJ法を勉強していたからか。この本と高校時代の教科書、「モラリスト」(竹田篤... ...続きを見る |
2007/07/08 10:58 |
哲学とは何か
このところ、哲学とは何か?科学とは何か?科学的ということはどういうことか?、そういうことを考えていた。哲学とは自分の頭で考えるということであり、私はだいたいのことは自分で考えれば分かるし、解決策は見つかると思っている。そして対象に共感を持って考え、相手の立場に立って考えるということが大事だとというのが持論だ。それならば科学とは何か?科学とは客観的に考えるということなのだろうか?でもそれで本当に理解できるのだろうか?客観的に考えることは、相手の立場に立って愛情を持って考えるということなのではない... ...続きを見る |
2007/07/06 20:07 |
コミュニケーション
ハンナ・アレントの生涯を支えたのは、親友のカール・ヤスパースと夫のハインリッヒ・ブリュッヒャーという二人の男性だった。「女達の肖像 友と出会う航海」(中村輝子)には次のように述べられている。 一九六九年、カール・ヤスパースが亡くなった。ヤスパースの言葉を借りれば、二人は長年にわたって、公的な領域において光を照らし合って生きてきたのだった。遠く沈んだ過去への共同の思い出から今日の世界の広がりに至るまで、彼らが確かめ合った友情はほかにも例を見ない誠実さのうえに結実していた。その悲しみに閉... ...続きを見る |
2007/07/03 12:28 |
哲学者達の人物像を知りたい
私の大学時代の専攻は哲学科人文専修だが、今まで哲学なんて全然勉強したいとは思わなかった。もちろん哲学書を読まなくても、生きていく上で私は常に自分の在り方を考えていたし、自分の人生哲学というものはある。ただ高校時代に倫社の時間に習った哲学は当時の私にはちんぷんかんぷんだったし、大学時代はモンテーニュやロラン・バルトなど読まされたが全然理解できなかったし興味もなかった。社会人になってからもそうだった。頭が悪かったし幼かったし、それよりも私を守ってくれたのは幼い時に読んだ文学書から学んだ生き方や... ...続きを見る |
2007/07/03 11:18 |
「女たちの肖像 友と出会う航海」 中村輝子
昨晩何気なく「スピリチュアリティを生きる 新しい絆を求めて」(樫尾直樹編 せりか書房)を読んでいたら、西谷修という現代思想の研究者のインタビューの中で、フランスの哲学者ジャン=リュック・ナンシーとハンナ・アーレントの考えが近いということが述べられていた。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E8%B0%B7%E4%BF%AE http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/nishitani/Top%20Page.html ジ... ...続きを見る |
2007/07/02 17:49 |
「われわれは人生のためでなく、学校のために学ぶ」のかも
私は、学者の存在意義について疑問を持つことがあるが、これはモンテーニュも同じように思っていたらしい。 http://magnoria.at.webry.info/200706/article_24.html ...続きを見る |
2007/06/13 00:14 |
「天才柳沢教授の生活」
「王様のブランチ」を見ていたら「天才柳沢教授の生活」というマンガのことが紹介されていた。私は最近のマンガやドラマはほとんど知らないので、この作品のことも全然知らなかったのだが、この作品は作者の山下和美さんが実父をモデルにしたものだそうだ。 http://home.b01.itscom.net/kyoju/ 毎日5時半起床9時就寝のルールを完璧に守っていて、自分の親のお通夜の時にも、「私は9時に寝ると決めておりますのでこれで就寝させていただきます。」と自分が喪主なのに通夜客を置き去りにしてさ... ...続きを見る |
2007/06/09 11:30 |
菩薩道
人は、「参った」という経験がないと自分を変えようとはしない。だから生まれ変わるには挫折が必要なのだ。私の周囲の「嫌われ者」は、反発してばかりで本当に挫折した経験がないのではないかと思う。だから、私はその人達を救うためにも、私の言うことが正しいと受け入れざるを得ないような一人前の人間になれるように頑張らないといけないと思うのだ。こんな考え方するのって、私だけかな? でも、きっとこれは、大乗仏教で、菩薩が衆生を救済する利他行を完成して仏になる、ということなのかもしれない。そして、誰でも、菩... ...続きを見る |
2007/06/09 11:02 |
哲学とは創造的な行為
私はいつも苦しんでいる人を助けたいと思っている。それにはやはり言葉が必要だと思う。その一言で相手が救われるような言葉がきっとあるはずだ。そして相手を受け入れられなければダメだ。その人が苦しんでいるのを、努力が足りないとか、心がけが悪いからだ、とか反感を持っている間は、その人にとって本当に必要な言葉を届けることはできない。本当にその人の立場に立って考えられた時に、こうしたらいいのではないかという解決策を思いついたり、その人を励ます言葉をかけることができるのだと思う。だから、それにはやはり心の広さ... ...続きを見る |
2007/06/07 11:36 |
「人生は私になにを期待するか」
「スタジオパークからこんにちは」に少年隊の錦織一清が出演しているのを見ていた。彼について、つかこうへいが「自分の後をつぐ演出家になれる人。心の優しい子」と話すのを聴きながら彼と一緒にじーんとしてしまった。彼は「評価は他人がするもの。この世界は自分がなりたいと思っていたものではなく、仕事を引き受けているうちに別のものになってしまっているというようなところがある。今与えられた事に集中することで未来が開けてくる。」ということを言っていたが、私もそう思う。先日の「プロフェッショナル」でも装丁家の鈴木成... ...続きを見る |
2007/05/31 14:55 |
常識は真理ではない
私はいつも自分の頭で考えるようにしている。それは人の言う通りにしていて裏切られた経験があるからだ。人を頼っていられるうちは良いが、見捨てられたらおしまいだ。だから常にどんな圧力にも屈しないように、これは絶対に真理だということを探し求めている。それがないと、気弱になった時には他人の主張を受け入れてしまい、自分が窮地に立たされることもある。私はぎりぎりまで相手との妥協点を見出すようにしていて、ここぞという時だけ自分を主張するようにしている。そうでなければ自分の意見は押し通せない。どうでもいいことを... ...続きを見る |
2007/03/14 16:06 |
天から舞い降りた天女 池田晶子
3/9(金)の静岡新聞の投書欄に、先日亡くなられた哲学者の池田晶子さんについて、65歳の男性の方が投書されていた。心に残ったのでその一部を紹介しておきたい。 ...続きを見る |
2007/03/10 23:34 |
「プロ」といえる人
今朝朝刊を開いた時に、池田晶子さんの訃報が目に飛び込んできた。享年46。腎臓ガンだったという。慶応大学文学部哲学科卒。難解な哲学用語を用いず日常に即した言葉で深い思索を展開することで人気を博したという。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E6%99%B6%E5%AD%90 私は彼女の本は一冊も読んだことはない。ブックオフで偶然105円で見つけてきた「月刊ランティエ。」の2006年8月号に掲載されていた「「プロ」といえる人」と題さ... ...続きを見る |
2007/03/03 23:01 |
本は魔法の翼
最近ふとしたきっかけで林達夫の著作集を読み返してみたのだが、ちょうど私が考えていたことに膨らみを与えてくれるような文章がいくつかあってとても興味深く読んだ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%97%E9%81%94%E5%A4%AB 林達夫著作集なんて難しげな本をなぜ私が持っているかと言えば、20代前半に友人が澁澤龍彦を読んでいたので彼の文庫本を何冊か買って読んだ中に「偏愛的作家論」(福武文庫)というのがあり、その中で「エピキュリアン・リヴレスク」... ...続きを見る |
2007/01/30 10:37 |
人並みに生きられたら
私は、本当に常識人からは後ろ指さされるような生き方をしていると思う。結婚もせず子供もいないくせにたいした仕事もしていない。働きもせず変な事を言って民衆を惑わせる、だからソクラテスは罪人になって自殺しなければならなかったのだ。人並みの生活をしている人は常識に従っていればたいてい人生渡っていけるのだ。私は最初から人並みの人生を許されていないから、本をたくさん読んで知識を身に付けたり、物を深く考えなくてはならないのだ。でも、私は常識がないのではなく、常識にとらわれないようにしているのであって、冗談も... ...続きを見る |
2007/01/29 15:15 |
日本の不幸は何に起因したか
「こころの旅」(新潮社 1969)の中で、著者の芹沢光治良がベルグソンについて語っている箇所が、非常に示唆に富んでいると思われるので、抜書きして紹介してみたい。 ...続きを見る |
2007/01/27 16:19 |
ただその人の眼を見ればいい
堀江敏幸の「いつか王子駅で」に引用されていたW.H.オーデンの詩。 ...続きを見る |
2006/12/14 20:02 |
「未知なるものへの生成―ベルクソン生命哲学 」
ちょうど良い機会なので紹介させていただきますが、私の大学時代のクラスメートである守永直幹さんが、10年来のベルクソン研究の成果を「未知なるものへの生成―ベルクソン生命哲学 」(春秋社)という一冊の本にまとめられ、今年の春に出版されました。 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4393321014.html 守永さんは1962年生まれ。早稲田大学第一文学部哲学科人文専修卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科仏文学専攻博士課程単位取得満期退学。同大学院博士... ...続きを見る |
2006/12/13 19:52 |
人文主義者 中村真一郎
先日配布された「中村真一郎手帖」の中で鈴木貞美氏が「「死の影の下へ」をめぐって」と題する論文を寄せられている。鈴木氏はかねてから大正生命主義の昭和期への展開をつきとめようと考え、戦後派作家では、神秘体験をもつ中村真一郎に典型的な例が見てとれるのではないか、と考えてきたという。中村真一郎は1938年の秋には、その夏、追分で見舞われた神秘体験をきっかけにして、アンリ・ベルクソンの哲学などを勉強していたそうだ。プルーストが自らの小説をベルクソンの哲学の応用と語っていたことも関係していたに違いないが、... ...続きを見る |
2006/12/13 19:26 |
「健全さへの志向」
堀江敏幸の小説はやはり哲学的だと思う。そして私がなぜ彼の作品に惹かれるかということを考えていて思ったのが「健全さへの志向」ということだ。「いつか王子駅で」で主人公の「私」の周囲にいるのは、「かおり」という小料理屋で知り合った職人の「昇り龍の正吉さん」(かつての私の上司とは全く違います(^^;)や旋盤工場を営んでいる大家の「米倉さん」と一人娘の「咲ちゃん」といった人々だ。いわばそういう下町の庶民の人達といる時に、「私」は安心感を感じるのだ。彼の人生観を良く表しているのは次のような箇所だ。 ...続きを見る |
2006/12/06 23:20 |
忙しかった一日と円空仏のような梅原猛さんのお顔
今日は朝9時前から午前中は区の防災訓練に参加した。去年も参加したし、それほど行きたくはなかったのだが、コミュ二ティーセンターの事務をやっているし、防災訓練の後「お疲れ様会」があるというので、働かず食事にありつくわけにもいかず参加した。今日は寒かったが、良い天気で青空が澄み渡り、大人の参加者は役員がほとんどだったが、子どもは小学生から高校生まで参加して消防団立会いのもと、和やかな雰囲気の中、放水訓練と消火訓練、防災具の点検を行った。小さな子ども達が大喜びで熱心に見入ったり自分達でやりたがってい... ...続きを見る |
2006/12/04 01:42 |
ベルクソンの思想とは?
最近ベルクソンに興味を持っている。ベルクソンの思想は次のようなものだ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3 ...続きを見る |
2006/11/08 20:44 |
考え方が違うままで、共存していくことが大事なのです。
考え方(人生哲学のような深い部分)が違う相手を、話し合いでその考えを変えさせることはほとんどできないと私は思います。考え方が違うままで、共存していくことが大事なのです。そのためには、お互いの共通部分を何とか見つけ出して親しみを感じることです。私を批判されている方、言い合いは止めて、趣味の話をしましょう。では、まず、好きなプロ野球球団はどこですか?教えてください。 ...続きを見る |
2006/09/27 14:17 |
真剣に生きれば、人間はどんなことからでも学べる
私はいまだ半人前の人間だと自分で思う。どんなことにも興味はあるが、生かじりの知識のみで専門知識とは言えない。パソコンのキーが速く打てるわけではない。計算を間違いなく速くできるわけでもない。家事にしても掃除はかなり上手くなったが、炊事・洗濯は母に任せている。車には乗れない。 ただ、私はいつも自分の運命から逃げないで生きてきた。幼稚園に入った時に、何ひとつ楽しいことなどなくてもじっと我慢して通い続けたその時から、私にはそういう人生に対する覚悟というようなものがあったのだと思う。要領良く生きて... ...続きを見る |
2006/09/16 17:32 |
人は自己と他者と真に向かい合うことによってしか成長できない
夕方、用事があって近所の茶道の先生の所に行ってきた。この方は、今50歳くらいの女性の方で、学校を卒業してから茶道を始め、子育てで中断した時期を入れて30年近くずっとお茶を続けてきたのだそうだ。話を聴くと、やはり場数を踏むことなしには上達しないという。この方は裏千家なのだが、あるレベルまで上達すると次の手前を許されてそれで免状が貰えるという制度になっているのだそうだ。私は、茶道に関する本を読むと、それが哲学だなと思う。茶道とは、茶を通して人間との付き合い方を学ぶ修行なのではないかと思う。それは... ...続きを見る |
2006/09/15 21:34 |
世間の常識を盾に言いたいことを言わないでください。
私は、未婚であり、キャリア・ウーマンでもない。週3日3時間だけ働いているだけだ。世間の常識から見れば、いい年をして好き勝手なことをしている世間のお荷物に見えるかもしれない。自分一人で食べていけないのに人の世話などする資格はない。両親を批判する恩知らずの娘・・・。でも、私は両親と同居して、この先ずっと面倒を見ていくつもりです。月3万の収入で、もし両親が倒れでもしたら…。姉は遠くに暮らしていて、介護を分担してもらうことはできないのです。甥っ子の進学もあるし、金銭的な援助だって期待できない。一寸先は... ...続きを見る |
2006/09/09 13:52 |
ジダンが一番! アズーリの勝利
今回のワールドカップは自分自身の悩みから、今ひとつ満喫できたとは言えなかったのが残念なのだが、それでもできる限りこの歴史的イベントをこの目に焼き付けたいと思って観戦していた。私は最近サッカーには興味を失くしかけていたし、外国チームの選手についてはほとんど知識がなかった。私は日本人だし、テク二ックなども自分でプレーしたこともないので、それほど良くわかるわけではないので、まず日本が勝つかどうかが一番の関心事だったと思う。日本代表には川口や福西、中田、宮本、柳沢など私がサッカーを熱心に見ていた時代か... ...続きを見る |
2006/07/11 14:00 |
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