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研究は修業の一つ
  私は、ある哲学や宗教を研究することが本当に悟りにつながるのかなあと思う。例えば私はベルグソンの著書をろくに読んではいないけれど、要するにベルグソンが言いたいことは、子供の頃の幸福な心の状態をいかに回復するか、ということじゃないかと思うのだ。  たしかにそれにはとても努力が必要で、難しい本を読むことも必要かもしれない。私は難しい本を読めない時でも生き方自体は間違っていなかったと思うけれど、難しい本を読めるようになって自信が持てるようになった部分もある。あとは掃除が上手くできるようになったと... ...続きを見る

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2008/07/30 18:12
学問の基本は今のものさしで物を見ないで原典にあたること
 ふと私が思ったのは、村上光彦先生のご両親が佐世保から大阪に移られたのは、佐世保が軍港として発展していった歴史と関係あるのかもしれないということ。同じように大佛次郎が幼児期に横浜から東京に移ったのも、横浜の街の発展と関係があるのかもしれない。   私達はつい今の感覚で物を見てしまう。だから大佛次郎記念館がある港が見える丘公園、元町、中華街、山下公園というところが大佛次郎の横浜だと思い勝ちだし、事実ホテルニューグランドが小説執筆のための定宿だった。けれども大佛次郎が生まれ育った横浜はそことは別の... ...続きを見る

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2008/05/27 07:27
直感は科学に優先す
 昨日の「プロフェッショナル」でイチローが自分の愛用するバットに出逢った時、握ったその瞬間「こいつと結婚する」と思ったと言っていた。私はそれだけ研ぎ澄まされた自分の感触を持ちそれを信じることが出来るというのは、やはりイチローが真剣勝負で生きているからだと思う。科学なんかを頼らず自分の直感を信じる、それが自分に責任を持つということではないだろうか。だから、まず最初に科学ありきではダメなのだと思う。自分の直感を言葉で表現し、普遍的な真理を導き出すことが真の科学であり、その逆ではダメなのだと思う。だか... ...続きを見る

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2008/01/23 13:20
改めて読書について
 私は今まで、直感的に自分が惹かれる本だけを探して読んできた。惹かれるということは、既に自分の中に何か反応する経験が存在しているからだと思う。それ以外には、知識を得て自分の頭の中を整理したい欲求を感じた時だけ集中して本を読んで勉強しただけだ。そういう場合は、知識を得ればすぐに頭の中が整理されるので、私はそんなにガリガリ勉強する必要はないと思う。私は高校時代は私立文系であまりたくさんの教科を勉強する必要はなかったし、唯一成績の良かった英語だって、学校で与えられた課題をきちんとやっていれば、それ以外... ...続きを見る

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2008/01/18 16:57
学問のすすめ
 おとといの書画の鑑賞会に集まった方達はいわばお金持ち、成功者なわけで、子供が既に自立してお金があってそういう書画を持てるか、その世界に詳しい業者の方でないと、入り込めない世界だと思います。みなさん自営業で、サラリーマンの方は一人もいませんでした。掛け軸2枚で車一台とかいう世界だそうです。  私はそんな書画を持てるようなお金はないけれど、今までずっと本を読んで歴史や美術について勉強してきたし、将来への投資だと思って多少無理をしても本を買っているし、郷土の歴史を受け継ぐ人間になりたいという気持ち... ...続きを見る

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2008/01/15 11:32
いつも世の中に対して心を開いていよう
 サービス出勤から帰って、ブログの第一稿を書き終わってちょっと仮眠でもと思ったら、飼い犬(フク)がほえるので外を見ると、いつもお世話になっているエホバの証人の方2人だった。そういえば今日は火曜だったと気がつき、ああまた時間が取られてしまうなあと思いつつ、一緒に世間話をしたり、聖書を読んだりした。エホバの証人の方からは無料で聖書と「聖書の教え 聖書は実際に何を教えていますか」という小冊子をいただいていて、その小冊子を少しづつ読み、そこで引用されている聖書の一節を少しづつ読んできたのだが、やっとこれ... ...続きを見る

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2008/01/08 12:21
数学の魔力
  NHKスペシャル「百年の難問はなぜ解けたか 天才数学者失踪の謎」を見た。 http://www.nhk.or.jp/special/onair/071022.html 私の父は数学が趣味で、私も幼い頃の父がトポロジーのことを勉強していたのは良く覚えている。天才的なフランスの数学者アンリ・ポアンカレが提出したポアンカレ予想を解くことに取りつかれた数学者達の人生を辿るこの番組を最初は興味深く見ていたが、この難問を解くことに取りつかれて精神がおかしくなってしまった研究者、日常の世界に戻ってこれ... ...続きを見る

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2007/10/22 23:44
麗人 井筒豊子
 アマゾンで注文しておいた「白磁盒子」(井筒豊子 中公文庫)が届いた。村上博子さんによる解説を読んで、この井筒豊子という稀有な資質を持つ女性と出逢えたことに、私は至福の想いだった。 http://magnoria.at.webry.info/200710/article_82.html ...続きを見る

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2007/10/22 18:05
他人を実験台にするな。
 私は心理学の誤りは、本来自分の身で体験してみなければ分からないことを、他人を実験台にして解明しようとしていることではないかと思う。尊敬に値する心理学者もいるとは思うけれど、「分かってない」人がいくら他人のデータを当たっても、観察しても何も分からないのではないかと思うのだ。命は物とは違う。心理学だけでなく全ての学問がそうだ。会社を経営したことのない人に経済はわからないと思うし、いくらデータを集めてもそのデータの裏の真実を読み取ることはできないし、そういう人はそのデータが間違っているという可能性さ... ...続きを見る

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2007/09/25 11:03
転んでもただでは起きない
 久しぶりに「プロフェッショナル」を見た。今回は生物学者の長沼毅。 http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070918/index.html 見ながら思ったのは「この人エライ」ということだった。狭い専門の中での研究が良しとされる中で、フィールドを渡り歩く彼のスタイルを貫くことはどんなにつらく孤独だったことだろう。けれど彼は倒れるまで自分を押し通すしかなかったのだ。その後は、心にゆとりを持つことを心がけ人の意見にも耳を貸すようになってようやく... ...続きを見る

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2007/09/18 23:10
苦しい
 苦しい   山本沖子 ...続きを見る

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2007/08/08 20:48
バイブル
 毎週火曜日はエホバの証人の方が2人でいらっしゃる。最初は聖書を読まされたりするのを少し面倒だと思っていたけれど、毎週お付き合いしているうちにだんだん聖書にどんなことが書かれているかわかってきて苦にならなくなってきた。聖書に書かれていることで、死んでしまった人が甦るとか、病気や飢饉が一切この地上からなくなるとか、肉食動物がいなくなって全部草食動物ばかりになるとか、とうてい現実にあると思えないことをこの方達は信じているようなのだが、私は比喩としてだったら受け入れられる。私は聖書が教えていることは、... ...続きを見る

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2007/07/31 12:15
お勉強
 今日は手持ちの『林達夫著作集2 精神史への探究』(平凡社)を読んでいた。この中で興味があった「古典主義と合理主義」「呪術の世界」「マルクス主義と宗教理論」を読んだ。「古典主義と合理主義」は主にデカルトについての、「呪術の世界」はデュルケームについての論考だ。また詳しく感想を述べたい。 それからもう一つ、『妹の力』は柳田国男の著書に関する論考だが、林達夫がこの著書を読んで想いうかべたのは、パスカルの『パンセ』、シャトーブリアンの『キリスト教真髄』、ルナンの『イエス伝』であり、それぞれジャクリー... ...続きを見る

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2007/07/28 00:09
やはり学びたいからだ。
 なぜ学問をするかということについて改めて思ったのは、やはり学びたいからなのだ。それはそれによって食べていけるとか、そういう理由ではなく、学ばなければ魂の、精神の、安定を得られないという自分の命に繋がっている根源的な欲求からなのであって、それによって食える食えないということに関係なくそれは一生続くと思う。ゲーテや池田晶子のように。 http://magnoria.at.webry.info/200604/article_20.html http://magnoria.at.webry.inf... ...続きを見る

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2007/07/23 14:14
ゆっくり少しづつ手探りで前に進む
 私は勉強していて、ふと私はなぜこんなこと勉強しているんだろうと思うことがある。それがちょっと辞書を引いたり地図で調べたりそういうことならいいのだけれど、ある程度根を詰めて長い時間を勉強する必要があるようなことだと、私はそれで食べていくわけでもないのにこんなことをしていていいのだろうか、学生でもないのに、と罪悪感のようなものを感じたり、私って何やってんだろう、と思ったりしてしまう。難しい哲学や物理学、化学、数学、文学、芸術、そういうものの専門家になるために勉強する時間もお金も私にはないのだ。それ... ...続きを見る

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2007/07/09 16:55
勉強が足りない
 私は20年くらい毎日毎日本を読んで勉強しているが、知らないこと知りたいと思うことが後から後から出てきて切りがない。これを「無知の知」というのだろうか。今まで勉強してきたことはたくさんあるが、それを人に語れるほど自分の中で整理できていないのだと思う。文学も、哲学も、歴史も、科学も、芸術ももっときちんと勉強しなくてはなあ…。そしてそれはお互いに関連していて、きちんと理解するということは本当に大変だ。だから人に教えられる人って本当にえらいと思う。しかも生徒の反応がどうであろうと一人で話し続けられるこ... ...続きを見る

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2007/07/07 21:30
今日のマグノリア
 今日は寝不足で起きてしまったので10時頃から少し仮眠。1時間くらい寝ているとまたエホバの証人の方が見えて聖書を読まされる。私は聖書の内容を知らなくてもキリスト教というものがどういうものがわかっているし信仰もある。でも聖書ってなかなか自分じゃあ読まないので勉強になった。エホバはサタンのことをこの世の支配者と呼び、イエスのことはそう言っていないのです。要するに人間は支配者になってはいけない、神の御心のままに生きればよいということなのですね。  午後はテレビを見たり本を読んだりした後、ロッカ... ...続きを見る

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2007/06/26 20:24
「われわれは人生のためでなく、学校のために学ぶ」のかも
私は、学者の存在意義について疑問を持つことがあるが、これはモンテーニュも同じように思っていたらしい。 http://magnoria.at.webry.info/200706/article_24.html ...続きを見る

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2007/06/13 00:14
学問とは?
  たくさん本を読んでいる人がちゃんとその内容をわかっているとは限らない。それよりもほんの少ししか本を読んでない人の方がちゃんとわかっていたり、全然本を読んでいない人がその本の内容をわかっているということだってある。それならば、なぜ本を読むのか、内容がわかっていればもう本を読む必要はないのではないか、わかっていないのにどうしてそんなにたくさん本が読めるのか?たくさん本を読んだからって真理が理解できるわけではないのに。もしかしたら、わからないから本を読んでいるのではないか?そう考えると学者の存在... ...続きを見る

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2007/06/07 12:27
ローマは一日で成らず
 吉田健一は英文学者であり、私の愛する作家の一人である。まだ20代前半の若かりし頃、彼の「金沢」を読んだ時、その眩惑的ともいえるような独特の美しい幻想的な世界に魅了された。彼の「乞食王子」(講談社文芸文庫)という随筆を読んでいて共感した部分があったので紹介しておきたい。 ...続きを見る

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2007/03/02 23:30
学問の道は遠し…
 最近自分で勉強していて自分がいかに名作を読んでいないか、歴史を知らないかということを思い知らされて嫌になり、これから読むべき本のことを考えると呆然としてしまう。やはり文学に携わる仕事をしたいのであれば、名作は一般常識として読んでおかなければならないと思うのだが、経済的に不安のない学生の頃にはほとんど興味がなく読めなかったというのが痛い。社会人になると時間がないし、これを読んで何の役に立つかということがいつも念頭にあるので金銭的なことも考えざるを得ない。図書館であれもこれも読みたいと思って本... ...続きを見る

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2007/02/17 14:54
「ヘタな人生論より徒然草」
 以前から「徒然草」を読んでみたいと思っていたが、いい入門書を見つけられなかった。ブックオフの105円コーナーで「ヘタな人生論より徒然草」(荻野文子 河出書房新社)という本を見つけて面白そうなので買ってきた。 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/4309408214 161ページに私が共感した箇所があったので紹介しておきたい。 ...続きを見る

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2006/11/10 19:12
知識を超えるものは…愛
饗庭孝男の「幻のエーゲ海」という文章を読んでから、ギリシャ・ローマについてちゃんと勉強し直してみたくなり、今日は手持ちの本をいくつか読み返していた。西洋の文芸を勉強していくと、ギリシャ神話の知識は必要不可欠だ。私は子供の時に、ホーソンが子供向けにやさしくギリシャ神話を書き直した「ワンダ・ブック」(三宅幾三郎訳 岩波少年文庫)を読んだことがあり、この本がとても好きだったのだが、この本の中では有名なお話がいくつか紹介されているだけで、その後はギリシャ神話に親しむ機会がなかったので、良く理解できて... ...続きを見る

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2006/09/05 19:23
「存在する」ために研究する。
ゲーテをもっと良く知りたいと思っている。高田博厚の「フランスから」(講談社文芸文庫)を読んでいて出逢った言葉。 ...続きを見る

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2006/04/17 00:28

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