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細部に神は宿る 河野通勢
 今朝「新日曜美術館」を見て、河野通勢という未知の画家のことを知って驚いた。岸田劉生や関根正二が大きな影響を受け、武者小路実篤も彼の芸術を高く評価していたという。 http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2008/0217/index.html ←「新日曜美術館」 彼は大正時代に素晴らしい作品を描き、その後は本の挿絵や装丁の分野で活躍し50代で亡くなったのだそうだが、この人のことは全く知らなかった。美術の本でこの人の名前を見かけたこともないけれど、私が不勉強だ... ...続きを見る

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2008/02/17 17:17
故高杉一郎氏と三人の娘たち
 昨日の朝日新聞の夕刊の「惜別」欄に作家・翻訳家の高杉一郎氏についての記事が紹介されていました。高杉一郎氏は静岡県の文芸の発展に尽力された方であり、私にとってはフィリパ・ピアスの「トムは真夜中の庭で」などの児童文学の翻訳家として親しい名前でした。また片山敏彦全集の月報に、「私は片山敏彦の精神的な弟子である」と思い出を寄せられているのを知ってから、私にとって関心を寄せる存在でありました。シベリア抑留の体験を書いた「征きて還りし兵の記憶」も購入しましたが、まだ目を通していなかったのでした。  高杉... ...続きを見る

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2008/02/09 22:16
辺境
 最近、アイルランドや東北やインディアン(メキシコ・チリ)に関心があるのだが、それはなぜかと考えてみたら、それが辺境の地であるということが理由に挙げられると思う。そしてその地の原住民のケルトやアイヌやインディアンは文字を持たない民族ということが共通していると思う。それは私が僻地に住み、ずっと言葉を話せなかったということと関連があるような気がする。インディアンについての本を今図書館から借りているが、借りてきたのは次の本。 ...続きを見る

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2007/09/21 13:40
「夭折する運命の子たち」
「貧者の寶」(マーテルリンク 片山敏彦訳 新潮社 1955)の「夭折する運命の子たち」を読んで泣いた。この本は片山敏彦が若い頃に読んで大きな影響を受けた本だということで手元に置いていたが、じっくり読んでみる機会がなく、先日ふと手に取った時に「夭折する運命の子たち」という章の題名を見てひどく驚いた。それは時折私が思うこととあまりにも一致していたからだ。  私はふと自分は実は「夭折する運命の子たち」の一人であったのであり、幸運にも神のお導きによって42の今まで命を永らえてきたのではないか... ...続きを見る

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2007/01/31 01:07
人文主義者 中村真一郎
 先日配布された「中村真一郎手帖」の中で鈴木貞美氏が「「死の影の下へ」をめぐって」と題する論文を寄せられている。鈴木氏はかねてから大正生命主義の昭和期への展開をつきとめようと考え、戦後派作家では、神秘体験をもつ中村真一郎に典型的な例が見てとれるのではないか、と考えてきたという。中村真一郎は1938年の秋には、その夏、追分で見舞われた神秘体験をきっかけにして、アンリ・ベルクソンの哲学などを勉強していたそうだ。プルーストが自らの小説をベルクソンの哲学の応用と語っていたことも関係していたに違いないが、... ...続きを見る

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2006/12/13 19:26

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