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今、「篤姫」の再放送を見てたんだけど、宮崎あおいは、小鳥ちゃんって感じだよね!(^^)。私だって20代の頃は、ほっそりしていて華奢でほんと小鳥ちゃんみたいだったんだから。それが虎みたいなんて言われるとは…、ねえ?Mさん。 けれど、大佛次郎の「ごろつき船」のヒロイン春江は、海賊船に救われて首領となって虎を連れているのですよ(笑)。やっぱり、虎御前だからね! http://magnoria.at.webry.info/200711/article_70.html ←虎御前 「人がいる」 誰か、あきれたように低い声で言った。人々は伸び上った。なるほど、母屋と蔵とのある空地に人間らしい黒い影が立っているのだ。平然たる様子が、主の吾兵衛とは思われない。 虎のこともある。 賊だ! 虎を連れた賊だ。 なお半信半疑ながら、はっと思ったのである。 蔵の戸前に立って、覆面の下の白い顔を笑ませた者は武士であるが、争われないのは、すんなりとした華奢な躯付だ。それから、夜目にも白い皮膚の色と、美しく輝いた目だ。女!その、緊った形のいい唇が、すがすがしい夏の朝の食卓の苺の、色と円味を思わせて盛り上がったとき、ひゅーっと、口笛の音が夜気をふるわせた。音は屋根の上にいる連中にも聞えて振返らしたはずである。颯と、黒い風を呼んでなにか走って来た。おおきな躯を、この女の裾にこすり付けたのはさっきの恐ろしい虎だった。 白い手がその逞しい頸を抱えた。 「あっちだよ」 虎は、されるとおりになって、大きい首を屋根の上の人影に向けた。 うおーッと、星空も揺るぎそうに怖しい声で吠えて、その方角へ一散に走り去った。 屋根の上では、赤崎屋の者たちが、あわてふためいている。虎はすぐ下へ来て、木の幹を攀じ登って来そうな勢いを示しているのだ。 男装の女は、それを眺めて静かに微笑んだ。女の自分が怖ろしくもなんとも思っていない物に、大きな男たちのこんなにも騒ぐのが可笑しかったのかも知れない。躯付は大きいが、顔はまだあどけない。お互いの迷惑を考える齢にはまだなっていないようである。 「爺や!」 と、鈴を振るような声で叫ぶと、すこし離れた土蔵の中から出て来たばかりの黒い影が振返って、つかつかと歩み寄って来た。龕燈の灯が地面に飛びながら一緒に来る。坊主頭の、がっしりした老人だ。誰あろう、昔の金剛嘉助なのだ。 「もう、直ぐです、お嬢様」 ・・・・・ 「ご覧なさい。太郎があんなに働いています・・・・・」 糸の忘れ形見、春江は、こう言って虎を指さした。 虎は優しい女王が自分の名を口にしたのを聞いたらしい。また勇ましく吠え上げた。 (『ごろつき船(下)』(大佛次郎 徳間文庫) http://magnoria.at.webry.info/200801/article_82.html ←ごろつき道 |
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於一から竜の如く篤姫へ
先週の篤姫を見損なったので、見ようと急いで帰宅したが既に大久保の謹慎明で於一の噂をしている所であった。 残念であるが、どうせ拗ねた於一だったのだろうから1番良い場面を見たと思う事にしよう。 ...続きを見る |
よく考えよう 2008/03/01 18:52 |
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