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それはぼくが13のとき 森のおじさんのところへ あそびにいったときのことだ 町でそだったぼくは いっぺんで そのふかい森がすきになり よく散歩した (雨に降られた少年は森の中の古いお屋敷を見つけ 雨宿りします。そこで森の精のような少女を見つけました) 「ずいぶん ひろいお屋敷だね 一人ですんでるの?」 「ううん ご主人さまがおくのへやで やすんでいるわ」 「ね、こんなむかし話しってる?」 むかし 森で道にまよった少女が いました 牧神は その少女を ひとめですきになり 手ばなしたくなかったので 森のおくふかい あるところに とじこめてしまいました けれど少女は いつか王子さまが すくいにきてくれることを信じて ずっとそこで まっているのです 「牧神・・・」 「しーっ しずかに あの人をおこさないで あの人が 目をさますと わたし きえてしまうのよ」 「どういうこと?」 「わたし あの人の夢なの」 「あの人がねむっているあいだだけ こうして自由にしてられるの あの人が目をさましたら きえちゃうのよ」 「あの人 あの人が目をさますわ もうすぐ・・・ ほ…ら…」 けっして あとを ふりかえらなかった あとのことは しらない しらない・・・ 村の人が ずぶぬれになってねむっていたぼくを 森の入り口で みつけた もう朝で 雨はやんでいた ぼくは かぜをひいて とくに ふせってしまった 少女のことを おじさんに話したら 森で うたたねをして わるい夢をみたんだと いった あれから いくども森へ いったけれど もう あの屋敷にいたる道を みつけることはできなかった でも ふと こう思うことがある いまでも 牧神は 森で まどろんでいるだろうか 少女は あの屋敷で 王子さまを 夢からすくいだしてくれる人を まっているんだろうか・・・・って (「お陽さま色の絵本」(阿保美代 講談社)より) http://magnoria.at.webry.info/200802/article_45.html ←「せめていち二ッケル」 |
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あ〜、かわいいおはなしですネ〜^^ |
ちーぼー 2008/02/13 07:45 |
ちーぼーさん、私はこのお話はとても怖いと思うのです。ぞっとしませんか?絵がないから上手く伝わらないのかもしれませんけど。 |
magnoria 2008/02/13 18:37 |
あっ、そうですねぇ。そう言われれば・・・ですねぇ。・・・ただ、チョットちがう挿絵が浮かんじゃったモンですから〜^^。・・・なんか、ホワ〜っとした、夢みたいなー |
ちーぼー 2008/02/14 18:29 |
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