本当のことを知るには
<<
作成日時 : 2007/11/23 14:50
>>
トラックバック 0 / コメント 0
|
私は、人ときちんと向き合うことができる人にしか本当のことは分からないし、良い本を読んだとしても表層でしか生きていない人には理解できないと思う。本を読むのは、きちんと人と向き合う練習のようなものだと思う。だから本を読まなくたって、誠実に一生懸命生きている人ならちゃんと本当のことは分かっているのだ。だから、すれっからしのわけ知りの文化人などより、本を読まないごく普通の人達の方が、ずっと賢く信用できると私は思う。けれど、そういう人達でも良い本はできるだけ読んだ方が良いと思う。本を読むということは自分の体験に普遍性を持たせるということだと思う。自分がその場に行って体験できないことは、本を読まなければ知ることはできない。それは遠く離れた土地のことや、はるか昔の時代のことだ。けれど、きちんと生きている人なら、そういう自分とは縁のない遠い土地や時代のことでも、ある程度の知識を身につければちゃんと理解することができる。そうして教養を身につけることによって、自分の身近な人だけではない多くの人達と出会うことが出来、自分に自信と余裕を持って生きることができるのだと思う。そのような真の知識は正しい力となってあなたを守ってくれるでしょう。今は真の経験を伴わない知識が大手を振って歩いているような世の中だと思う。自分で直接その場に行って体を張って獲得しなければならない知識や経験を、安全な場所で本を読んだり人伝えに聞いたりして獲得しようという、ずるい勇気のない人間ばかりだから世の中悪くなるのだと思う。
|