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help リーダーに追加 RSS 「かえるの王さま」と金のゴムまり

<<   作成日時 : 2006/06/06 15:28   >>

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  小1くらいの時に、グリム童話の「かえるの王さま」(久米穣編・著 偕成社版・なかよし絵文庫)という本を読んだ。この本の中には、「かえるのおうさま」「あかずきん」「六にんのけらい」「おうさまになったしたてやさん」「きんいろのけのおに」の5つのお話が収められている挿絵は、花野原芳明という人が高畠華肖のような色っぽい絵を描いている。
「かえるのおうさま」は、井戸に金のマリを落としてしまったおひめさまが、井戸の底にいたかえるにまりを拾ってもらい、そのかえるが実は王子さまだったというお話だ。
おひめさまは、まりを拾ってもらえれば、おなじお皿からごちそうをかえるに食べさせて、やわらかいべッドにも寝かせてあげると約束したのに、おひめさまは、まりを拾ってもらうと、約束をしたことなど忘れてさっさとお城に帰ってしまいまった。おひめさまが、父親の王さまと食事をしていると、かえるが約束をお忘れですかと、お城にたずねてきた。おひめさまは、かえると同じお皿から食べると思うと食事がのどを通らなかったが、いやいやながら一緒に食事をし、べッドの隅にかえるを寝かせてあげた。そしてその瞬間、魔法がとけてかえるは王子さまに変身して、王子さまはおひめさまと結婚して隣の自分の国におひめさまを連れて帰りました。めでたしめでたし。
私はこの物語がきっと真実だろうと信じているが、まだ現実のその瞬間を目撃したわけではない。この本では、おひめさまがべッドの隅にかえるを寝かせてあげた瞬間に魔法が解けるのだが、別の本では、かえるを壁にたたきつけた瞬間に魔法がとけるのだ。優しくすべきか、心を鬼にして厳しい態度を取るのか、どちらかだけではダメなのはわかっているが、そのさじ加減が難しいのだろう。
私が、この本を手に取って読んだのは、表紙の絵のおひめさまが金のまりを手にしていたからだろうと思う。私は幼稚園の時にいつも呆然と立ちつくしていたように思うのだが、一度ゴムのボールを貰った時は一人で遊べるので、まるでそれが救いのように感じられた記憶がある。長い間私は表紙のこの金のまりを、金のゴムまりだと思い込んでいたことに、最近私は気づいたのだ。

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magnoria
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magnoria
2007/12/26 21:32

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