| 六本木シネ・ヴィヴァンはもう無いのだ、知らなかった…。今ふと、姉はもしかしたら元気のない私を心配してこの映画に誘ってくれたのかもしれないと思った。涙がまた、ぽろぽろこぼれた。大学2年の後半くらいから、私は次の年から一人暮らしになるのが怖くてノイローゼ状態に陥っていたように思う。その時、ある日、姉が「自分もそういう時があった。彼が就職して遠くで暮らさなくてはならなくなった時に淋しくて淋しくてしかたがなかったよ」とポツリと言ったのだ。姉も私のことを黙って見ていてくれていたのかもしれない…。 |
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